035-レジでひっくりかえる
           
2016 035
最近は ほとんど見かけなくなった 光景
子どもがひっくり返って 親に抵抗する姿
私は スーパーのレジでひっくり返った 自分の子どもの姿を
今でも 思い出します

子どもを 歯医者さんへ連れて行った帰り
イオン(当時はジャスコ)へ 立ち寄ったときのこと
店内は キャラクター商品で溢れ返っていました
予想通り 子どもはあれこれあれこれ 欲しがりはじめました

今日は買うものが決まっているので これだけ買いますよ
短く説明をして 必要な品を手に取り さっとレジへ向かいました
そのとき

私が 子どもが手にしたものを 今日は買わないよ!と言うや否や
レジで 大泣き抵抗がはじまりました
わぁ~~ 今日もはじまったかぁ※〇△?

その場に座り込むと
財布の入った私のバッグを ものすごい力で引っ張り
さらにボリュームアップで大泣き
支払いができないまま レジに並ぶ客が増えていく!
わぁ~~ どうしよう※〇△?

困惑した私は 周囲に謝りながら 子どもと格闘しました
買ってほしかった商品は プリキュアの雑誌でした
この前 同じようなもの買ったよねぇ!!!

娘とバッグを引っ張り合いながら 自分はこだわりすぎているのか
すんなり買えば 周りに迷惑をかけずに済むのではないか※〇△?

後ろに並ぶお客さんは 怒ったとも困ったとも
何とも言えない表情で われわれを見ていました
誰一人声をかけることもなく 無言のままで

我がままを通せば 買ってもらえるということは しませんよ!
そう言いながら 見下ろすと
困ったことに 周りの子どもたちはみんな
キャラクター商品やお菓子を 手にしていました(泣)

あぁ~~ もう何でも買ってしまえぇ~~

子どもが スーパーのレジで ひっくり返っていたら
あなたは どうしますか?

自分はこだわりすぎているのか
すんなり買ってしまえば 済む話なのではないか※〇△?
親子連れで賑わう 土曜の夕方
イオンの店内で 陥ってしまった あの孤独感は
今でも忘れられません。。。。

それから数日後 子育て世代の友だちが
私の孤独な体験に対し こう話してくれました

「今はね 知らないお母さんには なかなか声を掛けづらい時代」
「でもね 何も言わなくても 『お母さん頑張れ、負けるな!』って
心の中で 応援しながら見ているんだよー」

できるだけ 思うようにならない経過をたどらせてください
あっ。。。。
家庭教育講座の 先生の言葉が 浮かびました
今の時代は 母親が孤独になっても
それに負けずに 子どもと向き合わなければいけない

でも 無言の周囲の中にも
「頑張れ、負けるな!」と
心のエールを送ってくれる人が 必ず存在する
そのことを支えに 前を向いていくしかない!

子どもと向き合い 困っているお母さんを見かけたら
私は 手でガッツポースして
エールを たくさんたくさん送りたい!って思います
できれば 声がかけられそうなときは
「お疲れ!頑張って!」って

※あなたの 思い通りになるところではない



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